タイには数々の男を魅了する魅惑のスポットがある。
そんな金と欲望渦巻くバンコクで私は生活をして居る、しがない現地採用の人間だ。
私がなぜ、ちょっとした合間に夜遊びカウボーイを通してガイドという事をするようになったのか?そのきっかけをせっかくなので綴って見たいと思う。
元々自分はタイに長く住んで居る人間だった。
もちろん、理由は観光という事ではなくて、単純に仕事で来ているからだ。
毎日職場と家の往復だと面白くもない日常だったので、以前から閲覧していた夜遊びカウボーイのサイトにガイド登録をしておいた。
連絡した担当者の方が言うには案内して欲しい人が居たらご連絡しますので、と言う事で、正直半信半疑ではあったものの、その後しばらくしたら連絡があり、『ナナプラザの夜遊びスポットを案内して欲しいという依頼がありました』と言う事で私はそのガイドを快諾し、相手先の方とやりとりをしつつ、当日ナナプラザを案内する運びとなったわけだ。
ナナプラザという所はその中にゴーゴーバーと呼ばれている半ば全裸に近い衣装を身にまとったタイ人女性が、男を誘うようにステージで踊っている場所だ。
お店の数も1店舗2店舗と言った少数ではなくて10数店舗以上がそういった夜のお店である事から、バンコクの夜遊びガイドをする上でも非常に都合が良いというか、長距離を移動せず一箇所で済む可能性もあるので非常にこちらとしても都合が良いと言える夜遊びスポットである。
今回はそんなナナプラザでサイト経由で案内して欲しいという人とどういった風にナナプラザをガイドしたのかを参考にご紹介したいと思う
今まで私は一人でよくナナプラザへ遊びに行っていた
大抵のお店の特徴は答えられるし、ぼったくりの気配があるようなお店は回避できると自負している。
そういった経験を元に連絡を密に取っていた依頼者の方とまずは現地でお会いする。
ホテルはスクンビットのナナプラザの近くに取って居たようで、事前にどこのホテルに泊まっているのかも教えていただいておいて、当日はホテルまで足を運んだ。
メッセージではやりとりしているものの、やはり初めて会う人というのは少なからず緊張するものである。
メッセージではお世話になってます、なんて軽く自己紹介をしつつも、その足でナナプラザへ向かう前にまずは軽く近場のバーなので親交を深める
相手とは初対面なので、がっつきしぎてもNGだし、相手の話を聞きつつ相手に質問を投げかけてるキャッチボールを行い探りながらの会話になって行く。
ある程度お堅い人でも一度お酒が入ってくれば、心のガードも外れる人が多い事から、そうなって来てからだんだんと相手の好みだったりと聞いていく事になる。
あらかた相手型の趣向がわかればそのまま要望通りナナプラザへと足を運ぶ並びとなった。
ナナプラザで初心者の方のガイドを行う上で気をつけなければいけない事。
まず、絶対に予め教えておかねばいけない要素の一つとして、レディーボーイ店には気をつけましょうという事だ。
これは絶対にマストで教えておかねばいけない事項であり、誤ってレディーボーイに惹かれるなんていう状況は極力回避するべき事だ。
ただし、本人がそういった趣向を持っている方であれば問題はないが、しかし、その際にもレディーボーイが在籍しているお店で遊ぶ上での注意事項は必ず伝えるようにしよう。
ナナプラザにおけるレディーボーイ店で遊ぶ鉄則としては有名店だけにしようという事である。
近年ナナプラザではレディーボーイ店がかなりの数存在しているわけだが、小さい箱のお店程手癖や態度が悪いレディーボーイが存在する傾向にある。
したがってもし、お客さんがレディーボーイに興味を示してしまったら『オブゼッション』に行くという事だけ覚えていればまず間違いはないだろう。
その際ポケットやカバンの貴重品等盗られる可能性があるのでそう行った部分に関しても予めお店に入店する前には注意喚起を促しておこう。
まぁ、大抵の方はレディーボーイはお断りといったケースが多いわけなので、よほどの事がない限りいきなりレディーボーイのお店を案内してくれとはならないはずなのでひとまずは安心してほしい
さて、ではメインのナナプラザのゴーゴーバーでの私的なガイドの仕方であるが、バンコクの夜遊びに明るくない方であるなら、まず間違いなくレインボーグループへと向かう事をオススメする。
ナナプラザでも在籍数ナンバー1を誇るお店がレインボーグループの中でも一番多いレインボー4であり、日本人にも好みのゴーゴー嬢が多数在籍しているお店だからだ。
といった事をまずお客さんにもガイドの言葉として促しておいた上で入店をすると大抵の人は納得してくれる。
そして、タイミングもあるかもしれないが、大抵は1発目で意外にもお客さんも満足し、ホテルにお持ち帰りもしくは上のホテルでと行った流れになるケースも非常に多い。
もちろん、バンコクに疎い方であればタイ語も喋れないわけだから、そういった際の会話のフォローも大事なので、お客さんが席につけた後もきちんとフォローする事が大事だ。
お客さんが無事にゴーゴー嬢をつけた場合、まずはドリンクを出してあげるのがマナーですよというのは確実に伝えなければいけない事である。
それを見た際サービスのおばちゃん達がチップ等の要求をして来たら、やんわりと断ってあげるのもガイドの役目と言えるだろう。
ただ、その際お客さんが納得して出すという事であれば、素直にその行為に従ったほうがいい。
ここで、意固地になって出さなくていいですよなんていう状況になれば雰囲気をぶち壊してしまうので、その辺りは引き際を見極めるのもガイドをする上で重要になって来るので、常に会話や空気には気を使い神経を研ぎ澄ませておく事が大事である。
大体女の子をお客さんが席に呼べれば9割方のガイドの仕事は終わったも同然であると行っていいだろう。
あとは最後の流れとして自室もしくはホテルへとお客さんが連れて帰る流れだけだ。
お客さんとゴーゴー嬢が横で会話している間はお客さんが『彼女は何を話しているの?』という事を聞かれない限りはノータッチで構わない。
『女の子が連れ帰ってほしいと行ってるのだけどどうしたらい??』
という意見が出て来たら今日のガイドはもう終わりを迎えていると思って良いだろう。
あとは持ち帰りの際のルールそして、お店への支払い等を伝えてその後は女の子がテイクケアをしてくれるので、任せれば良いだけ。
基本的にはホテル迄付き添って行くのもガイドの仕事だと思う。
場合によってはナナプラザを出てタクシーを拾うまででも良いが最後迄お見送りをするのが基本的にはマナーだと思う。
今回はこんな感じでサイト経由で連絡がきたお客さんを案内して来た次第である。
後日連れ帰った女の子にも満足して、楽しくその後もタイ滞在を過ごせたようだった。
『また、機会があればぜひよろしくお願いします。』
本業があるので毎日とはいかないものの、こういった人に役に立てるのはいつもの仕事とは違った達成感があるし、今後もタイに初めてくる人に楽しんでもらえるようなそんな案内役を担えたらなと思っている。
ゲンサイで、自分の隠し玉を持っている人(会社の女子の場合もある)がいるが、まじめに仕事をしているのか心配になる 笑
アテンドは、酒に飲まれる人も日本人に多く、ローカル地帯でけんかになると銃が出てこないか心配になることもあるけど、スクンビットやシーロムエリアは問題ないですね